橋本のカエル

去年の記事の最後で紀伊半島でも一周しようかと書いたまま、実行に移さずにいる間に台風で紀勢本線の鉄橋が流されてしまった。それでも大都会大阪の日常に疲れて居る事には変わりはないので、週末を使って和歌山県橋本市まで足を延ばしてみた。
橋本は南海高野線の上流に位置する街。日常的に南海高野線を使っているので毎日の様に耳にする名前だが、実際に降り立ったのは今回が初めてになる。
橋本駅で降りて紀伊清水駅まで歩く。駅前は空洞化している印象が強いが、立派な日本家屋も多い。あと柿の木が多い。紀ノ川は思っていたよりもずっと幅広いかった。ここに架かる鉄橋も先の台風で橋脚がヤバかったんだっけか。

道中、アパート階段の縁で小さいアオガエルが日向ぼっこしていた。最初置物か何かだと思ったが、よくよく見てみるとアゴがヒクヒク動いている。

カエルって長時間日向に置いておいても大丈夫なんだろか。
よく見てみると裏側に白いのがもう一匹。アルビノ

更によく見てみると緑の斑点がある。苔生した大理石の色合。

あまり余所のアパートで写真を撮っていると怪しまれるので退散。

結論。橋本は落ち着いた街でカエルが住んでいる。俺も引っ越そうか。なんばまで50分の所、無理ではないが微妙な所。