福江島周遊2・3日目

時間が経ってしまったが福江島周遊の続き。
福江島は海産物(釣り)と教会、それに最近邦画で舞台になった灯台が見所らしい。がしかし何がともあれまずは島だ。離島には更に離島がある。
12日も日本全国大雪の日で、福江島でも朝から降雪が見られた。島西側の三井楽まで行って嵯峨之島に渡る予定だったものの、着いてみたら案の定渡し船が欠航。離島さようなら。
大して考えていもいない予定が大きく狂ってしまった。が、大して考えてもいなかったので予定変更、一日五本の周回バスで丘の上の教会を見に行く事にする。世にも珍しい(?)雪の三井楽教会(丘教会)である。雪の中何やら現代的なデザイン。此処は何処の欧州だ。

福江に引き返す。予定が狂ってしまったがまだ半日ある。別の離島への航路も残念ながら船が出ていないらしい。仕方ないので午後からはレンタカーを借りて島内を回ることにした。今世紀初頭に教習所を出て以来の運転になる。
五島列島は江戸時代に隠れキリシタンが流された場所で、明治以降に建てられた教会が大小の集落に点在している。町外れに建っていることが多く、この点では町の中心に教会がたつ北欧なんかとは趣を別にする。


ぐねぐね曲がる島南側の国道を抜け、島の西側に出る。朝行こうとした島がまた見える。玉之浦の温泉集落で民宿に一泊。島と教会は見たので残るのは灯台だ。夜の9時過ぎに寝付く。
早朝に起きて真っ暗な中車を出す。駐車場から灯台までの山道は結構距離があり、まともな照明を持ってこなかったことを後悔した。灯台の明かりが見えた時は安堵した。
大瀬崎灯台

帰りに福岡行きのフェリーから見た群島がまた面白かった。今度は空の高い夏に来て台風に妨害されつつ離島上陸を目指したい。そこに永住してゾンビのお姉さんと暮らしたい。